前提条件
日にち:2022/6/10~6/14 有効証拠金10012円 リスク許容金額は有効証拠金の5%(50.06円)
レバレッジは2倍未満とする。
シナリオの作成
2022/6/10(金)、6:10、日足

相場はレンジでもトレンドでもない状況。レートは終値(6/9)でMAを超えられなかった。本日(6/10)の終値で陰線現示となれば、-2σまでのショートのシナリオとなる。
週・月足(チャートは下図)はMAは下降。週足は-1σまでの下降に否定はないが、月足では十字線となっており、週足とは逆に-1σまでは戻しそう。

エントリー
6/13(月)、日足

6/10(金)の足で陰線の現示。-2σまでレートが下がるというシナリオ通り、ショートエントリーする。
エントリーに際し、まずは
①ストップを決める。→ストップは+1σの少し上の1.4992(幅59pips)とする。
②平均コストを決める。これにはなるべく有利になるように努めたい。ので、指値でかつ分割エントリーが望ましいが、今回は成行とする。
なぜならば、このエントリーの場合は下記の通りであるからだ。
・陽線(白)でMAまで戻すが、終値は上回らない。
・かつ、次足が陰線で終値を向かえた時にエントリー。
③リミットを決める。-2σまでとする。つまり今回は61.9pipsであった。
④リスク金額を決める。前提条件より有効証拠金の5%(50.6円)
⑤ポジションサイズを割り出す。リスク許容金額(50.6円)とリスク許容値幅(0.0059ドル)より計算する。→89通貨(実際のトレードでは50通貨だった)
⑥リスクリワードとレバレッジを確認する。
リスクリワードはストップまでが59pipsでリミットまでが61.9pipsなので、1:1.04
レバレッジは基軸通貨対円レートとポジション数と有効証拠金から割り出す。
すると1.25倍(実際は50通貨だったので0.7倍だった)となる。
⑦指値を分散しエントリーする。上記の理由で今回は成行エントリーだった。→1.49335
結果
6/14(火)6:00 日足

見ての通り、レートは終値でMAを上回りストップ到達。
エントリー1.49335ーストップ1.4992=-0.00585(-58.5pips)で-27.5円の損失となった。
反省点
ポジションサイズは計算では89通貨と算出したのだから、50通貨ではなく、89通貨でエントリーするべき。複利の効果を最大に出すためには、計算の通りでなくてはならない。今回、少ない通貨であったのでリスク許容金額が50.06円から実際は27.56円と少なかったのだが、これは仮に勝ちトレードであったとしても利益が少なかったこととなる。こうゆうトレードを今後も続けていては、複利効果がちゃんと働かず、証拠金が増えていかないことにつながる。気を付けよう。
これが、自らの損切りで負けを-27.56円と想定より少ない損失をしていたのならば、なんの問題もない。ないどころか、勝ちトレードとさえ言える。